イドルジャポネ

あいばさんががんばってるからわたしもがんばる!って毎日全力でやってたら、仕事が3つくらい立て続けに決まりました。多すぎる 笑。でもあいばさんも元気に復帰したそうでほんとによかった。沖縄のちゅら海で輝いてるあいばさん見て、健康のありがたさが身にしみました。おかあさん、わたしを丈夫に産んでくれてありがとう。まさきママ、まさきくんをどんなときでも笑える子に産んでくれてありがとう。


フランスでの生活はこちらで書いていますので、興味ある方はどうぞ。


さてそんなわけで、ひとまず生活が落ち着いて、しかもわたしのところにはまだアルバムが届く前なので(お友達が送ってくれたのでしょっちゅうポストを覗いて心待ちにしてる^^)、ちょっとさかのぼって旅立つ前後のことを書こうかなあと。


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突然ですが、わたしねえ、東京がすごい好きだったんだよね。18のときに最初どこに行こうかなあって考えたとき、東京をまっさきに候補から外して沖縄か北海道か迷ってた人間が(そんな決め方で大学決めた)、10年後こんなに東京が好きになると思わなかった。その理由のひとつには、あらしを好きになったことがすごくあると思う。ひとり千葉の子いるけどw、千葉と埼玉と神奈川含めの東京、ね。


フランス語学習者の例にもれず、星の王子さまフリークのわたしですが(今は実家だけど、日本で翻訳された星の王子さまは全部あるよ)、あのお話のなかに、王子さまがどうしてあのバラのことが特別大切だったのかを話すシーンがあるんだよね。王子さまは彼女(バラは女性名詞だから)のことをとても美しいと思って、あの1本のバラに精一杯愛情を注いで世話をしたから、地球に来てから世界にはこんなにたくさんのバラがあることを知っても、やっぱりあのバラだけが特別だって思うの。
それと同じことをわたしは東京という街に感じてる。都会だからとか歴史があるからとかそういう普遍的な理由じゃなくて、例えば総武線から国立競技場が見えることとか、新宿で朝まで友達とおしゃべりしたあとの始発の感じとか、日本橋や汐留や浜松町や平井大橋や多摩川の河川敷や、もっと言えば5人が生まれ育った場所だという、とても偏狭的だけど絶対に代わりのきかない理由がたくさんあって、あってというかたくさん出来て、特別大事な街になったんだと思う。


わたしは東京の人が冷たいとか全然思わない。むしろ人懐っこくて優しくて、東京の人と接してると人間の体温を感じる。あらしの5人とか、まさにそう。根っこがあたたかい感じ。そして「オタクは担当に似る」の言葉どおり、あらしで出会った人たちはみんな優しくてあったかかった。あらしの友達に出会うまでわたしはずっと女の子の友達がいなくて(こういうこと書いてしまうあたりが我ながら中2)、だから同性同士であんなに深い関係を築ける5人によけい憧れがあったんだけど、こっちで女の子の友達が出来てから、ああこういう感じなのかなってちょっとわかった気がした。同性の友達がいないっていうのは自分に欠陥があるからだと思ってたんだけど、わたしと同じく自分で自分のこと「俺友達いないから」って言っちゃうにのみや(同じく中2、出席番号わたしの前)や、ありがとうじゃなくて大好きになっちゃうあいばさん、いつも他の4人のことを手放しで褒めるじゅんくん、4人の信頼を一心に集める愛されさとし、「嵐があっての自分だから」の信念を絶対揺るがせにしないさっくん、彼ら5人を見るにつれ、わたしに心を許せる友達が出来たのは、元を辿れば5人が思いやりのある優しい子達だったからだなあって思ったりして。


これまでいろんな土地を転居してきたけど、送別会してもらったのも初めてだし、色紙もらったのも初めてだし、最後にあんなに餞別をたっくさん持たせてもらったのも初めてで、言葉にならないほど嬉しかった。そのうえ本当に泣いてくれる友達がいるなんて思いもしなかったから、本当に信じられなくてびっくりした。でもそうだよね。いつもあんなにたくさん「ありがとう」と「またここで会おうね」を伝えようとしてるあらしを見てるみんなだものね。前のわたしなら、なんでそこまでやってくれるんだろうってわかんなかったと思う。今ならわかる。今は、わたしの判断基準のひとつに「あいばさんならどうするだろう、あらしだったらどうするだろう」っていうのが出来てるから。


なんか最後のほう何言いたいのかよくわかんなくなっちゃったけど、つまり、嵐が好きになってよかったあいばまさき!っていうことです。だから、フランスで美術の勉強することとあらしを好きでいつづけることは、人によってはアンビバレンツに映るかもしれないけど、わたしのなかでは矛盾はない。です。なのでこっちにいてもイドルジャポネを追いつづけるよ。