ねぇ好きってなんだっけ

花男も見た。スマイルも見てる。ぼくらの勇気未満都市のあのオーバーオールの子が大きくなったなぁって、いつも通りすぎる駅に駅ビルができたときくらいの意識しかなかったのに。
松/潤かわええ…!


きみはペット DVD-BOX

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いやあかわいい。キラキラしてる。再放送してるのを会社の出がけにちょっと観たら、一瞬にして心を奪われちゃったよおねえさん。


ふわふわの髪の毛、長いまつげ、甘い笑顔、そしてときどきアニマル化。(ケモノ的な意味で)無表情のわりに感情の変化がわかりやすいスミレに対して、モモは表情がくるくる変わるし誰にでも人懐っこいわりに、ときどきすごく暗い目をしたりして、考えてることがよく見えない。あの複雑さを秘めた甘さがすっごく良い。ティラミスみたいな感じ。わたしのことを良く知ってるひとにはおなじみですが、2晩で全10話コンプリートしてしまいましたよ。きゅんきゅんしちゃって眠れないんだもの。


以下、好きなシーン

・ マンションの下でスミレに「おいで」ってされて手をのばすとこ
・「ご主人様のHくらいでショック受けてたら、ペットなんてやってらんないよ」
  の直後におふろで「やってらんねー…」
・ ダンススタジオで「捨てられちゃったら死にたくなりそうだから」っていうとこ


基本的に“「スミレちゃんだいすき!」って口に出すのは平気なんだけれどモモには隠しきれない本音が別にあって、スミレはそれに気づかない”っていう構図にときめくみたいです。


               *


モモのせいで、恋について考える。
『午後のパレード』っていう、スガシカオで一番ハデな曲(アッパーチューンっていうんですか)があるんだけれど、聴くたびにいっつも意識が一瞬冷える歌詞があって、 


  君のとなりにいるその人ってホントに君が思うような人ですか?


っていう。
ねえ、好きってなんなんでしょうか。わたしという人間の「まとまり」のなさとか、物語世界への耽溺とか、
そういうのは恋愛において障害でしょうか。ひとりだったらそのまんまでいいから困らないんだけれど、
誰かに自分の気持ちを筋道立てて説明しなければいけない状況がときどき億劫。