風邪の日に思うこと

昨日朝起きたらいきなり世界がぐわんぐわん。ああいうときってなぜか意地で出社してしまうんだけれど、会社着いたら38度以上あって、最小限の手配だけして早退した。その後汗だくで眠りつづけて今日のお昼には平熱に下がってた。なんだったんだろう、あの嵐のような高熱は…。


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そして病み上がりの頭できみはペットまた観てたんだけれど(三回目再生中。会社からまっすぐ帰ってしまってDVD返せなかったから、延滞料のかわりに台詞覚えるほど脳内に叩き込むことでプラマイゼロに)前回の続きがちょうどスミレちゃんが風邪ひいてるシーンからだった。
モモはいいねぇ。
冷えピタシートをスミレのおでこに貼った後、


 「オレのウィルスをスミレちゃんに移したっていう罪悪感に酔ってるの」


だって。いーわーれーたーいー。大森美香は天才!



結局のところ、蓮實先輩とモモは、恋愛においての心の許しかたの両極を象徴してるんだと思う。この二人の性格に違いがあるんじゃなくて、スミレが極端に人との距離を測るのが下手で、それを寓話化すると蓮實先輩とモモになる。
「好きだから自分の良いところだけを見てほしい」っていうのと、「この人に見られてはずかしいことは何もない、だから好き」っていうの、ふつうは一人の相手に対して混ぜこぜにして思うことなんだよね。多くは、時間軸でいうと前者→後者の順に進展するんだと思うんだけど、スミレの場合は、蓮實先輩にはいつまで経っても素の姿を見せられないし、モモは最初からペットだから、「格好わるいところを見せたら嫌われちゃう」って思わない。
あ、そう考えると、モモのほうが有利なのかな。一度心を開ききった相手に、遡って良いところだけを見せようとはしなくていいんだから。


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あーなんか書きすぎた。それもこれも、スマイルの松/潤にまったく潤いが見いだせないせいだよ!モモからビトはきついよ…。顔色の悪さと目の下のクマが悲しすぎる。早くクランクアップして、美白に励んでください。