ああ 明日の今頃は

もう終わってるんだね!信じられない。



とうとう明日です。わたしの初嵐コン。11月なんて遠いと思ってたけど、あっという間だったなぁ。なんかわたしの意志とは別に、ジェットコースターのような非日常な乗り物に乗せられて、ここまで来た気がします。だけど、昨日これまでここに書きためてた記録をたどってたんだけど、今ならこの巻き込まれぐあいを「直滑降」とは表現しないです。落ちるばっかりじゃなく、気持ちが高揚することもあるし、ほっこり安らぐこともあるし、アイドルがこんなにバラエティに富んだ感情を味合わせてくれるなんて、数ヵ月前は全然知る由もなかった。

考えたら今日の夜は、彼らに出会ってからはじめてDVDも雑誌もない場所で眠るのでした。それを心もとなく思うくらいに、わたしの生活は彼らにびっちり隙間なく張り付いている。今夜は少し不安。だけどおかげで明日のことにゆっくり思いを馳せられる。

今回は、一緒に見るはずだったお友達が体調崩して行けなくなって、それがすごく淋しい。だけど、彼女が明日のチケットを譲ってくれなかったらわたしは今日この街にいなかったし、彼女と親しくならなかったら彼女が札幌行きをあきらめたことの悲しさを共有したいと思う気持ちもわかなかった。だからこの感情はネガティブなものじゃなく、出会えてよかったっていう感謝も含めての「淋しい」だと思うんだ。

なんだろうなぁ、わたしは元来人付き合いわるくて独立独歩な人間だったはずなのに。あいばの影響力ははんぱない。

昔から、そして今もずっと、わたしは「人の役に立ちたい」という気持ちを持ち合わせていないことに悩んでいて、人に喜んでもらえたり誰かから認められたりすることをそんなに素晴らしいことと思えない自分はどうやって生きていったらいいのか、未だによくわからない。けど、あいばさんやみんながくれる幸福感の輪郭にあらためて触れて確かめたとき、何かのかたちでお返ししたいって自然に思えたんだ。わたしは、不特定多数の知らない人に喜んでもらおうとはやっぱりできない。だけど、一度でも縁があって出会えて好きになった人には、たくさんたくさん愛情を与えたい、大切にしたいと思う。わたしが生きてく拠り所はもうそれしかない。



…こんな、人生についてまで考えるつもりじゃなかったんだけどな。まあいいや。
明日は札幌ドームです!たぶんすごいご機嫌で行くと思いますが、お会いできる方が引かないでくれたらいいと願うばかりです。おやすみなさい。