自省録


札幌からの帰りの飛行機で考えていたこと。
(自分語りなので畳みます。ネガティブな内容ではないです)

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ほんとにすっごい楽しかったんだ。途中記憶がないくらい夢中で、終演時間が迫ってるのに気づいてからは「ありがとう」と「終わらないで」しか考えてなかった。ものすごく幸せな時間だった。

でも。あるいは、だからこそ、かな。

もし今のわたしのやりたいことが未来に実現されたら、それは嵐のおかげだと思う。だけどもし、わたしが成長しないままで彼らと一緒に歳だけ重ねていったとしたら、それも嵐のせいだと思う。

後者は、明らかに責任転嫁。だからわたしは、そちらの未来を絶対に選びたくない。今は自分のやるべきことに手を抜かずにがんばらないといけないんだ。

そのためにもう少し、自分の熱を冷ましたい。いま切実に願ってる。それが無理なら、嵐に費やす情熱や時間を、同じだけ語学に費やせるように自分を追い込まないと。どちらも両立できるほどわたしは器用じゃないのに、夏からこっち、間断なく湧き出る欲求にわたしは忠実すぎた。

急には無理だと思う、だけどわたしは、いつかは離れなくちゃいけないから。

初めて行った嵐のコンサートでこんな気持ちになるなんて、行く前は予想もしてなかった。それというのも、あいばさんの全力を見ちゃったからだよ。あのひと、ほんっとうにずーっと笑顔で手振ってるんだね。肩から腕がちぎれるんじゃないかと思ったよ。「常に全力」って、あんなに「常に」、あんなに「全力」だと思わなかった。


エンターテイメントの世界にこれまでわたしはずいぶんと救われてきたから、恩返しをしたいという気持ちがある。それが結果的に嵐から離れることになったとしても、わたしが彼らに出逢ったことは無駄じゃない。彼らによって人生を動かされたんだから。

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つまり何がいいたいかというと、初めて生で観た嵐のステージが想像以上に楽しくてちょうかっこよかったので、「わたし、このままじゃだめになる!」って思った、という話です。

内容については別に書くつもり。あんなに感動したコンサート、忘れたくないので。