きーさらづ キャッツアイッ

光陰矢の如し、という諺がありますが、矢って光よりも遅いんじゃね?と考えたりする余裕があるくらいには、のんびり過ごしてます。舞台が落ち着いて、CMもひととおり公開されて、モンスターの露出も終わっちゃって、オリアルとコンとあいばさんの次のお仕事待ってる時期だから?どちらにしても今までになくニュートラルな精神状態でおります。考えたら1ヶ月半ぶりくらいに、ヲタのお友達と過ごさない週末でした。


舞台のこととレコメンのことは書きたいと思ってるんだけど、また今度。だって今週末はキャッツ充ですごい幸せだったから!!


木更津キャッツアイ 5巻BOX [DVD]

木更津キャッツアイ 5巻BOX [DVD]


バンビかわいい!バンビかわいい!かわいすぎて丸飲みしたいくらいいとしーさあふれてひーかーりーきーらーり…って、なんかキャッツ観ながらずっとステゴーが脳内を駆け巡っていました。いやいやそこはアデイなんだけど、いとしさがねえ、あふれちゃってるんですよ。いま。ほんと「バンビかわいい」しか出てこない。あいばに対してもう「かわいい」って使わない、って一時期決めたんだけど(だってそんなのわかりきってるから)、しょうちゃんに対しては油断してしまったね。しょうちゃんっていうか、バンビ。

2002年1月クールってことは、19歳から20歳にかけてのしょうちゃんなのですね。きみぺのモモも20歳前夜のじゅんたすでした。なんだろうね、あのぴかぴか輝いてるまぶしさは。バンビはねー、桜井クンぽいつっぱってる表情と、モー子に対する初々しさが、もうとにかくかわいくて抱きしめたくなる。きゅんきゅんよりは、ぎゅうううって感じ。男子だけでつるんでるの見るのはもちろん大好物だけど、今のさくらばのつるみかたが高校生男子だとしたら、キャッツのつるみかたは小学生っぽい。秘密基地みたいな場所で、大人に内緒の遊びをして、おまえあいつのことすきなんじゃん?みたいなくだらない会話をして、ときどき野球して。あらしもそうだし、キャッツもピカンチもそうだけど、しょうちゃんはああいうべたべたした男子同士のなかにいるのが似合うよなあ。あんなにかわいい顔して中身はホモソーシャル…ってずるい。キャッツのなかでもいちばんラブ多い役回りなのに、バンビはモー子のこと以上にぶっさんのこと意識してるしさ。(あ、「お前がいちばんホモっぽい」ともいわれてたな)

だけどこのドラマ、一気に見れてちょう良かった。こんなにバンビバンビ言ってるけど、最後、全員がいとしすぎて終わるのほんとにいやだったもの。宮藤さんのはさ、深刻さとどうでもよさのバランスが絶妙すぎる。最終話のぶっさん危篤のシーンとか、笑っちゃったもの。あと、キャッツのみんなの話がぶっさんのことになって「あー…なんかめんどくせえな」っていうシーンが2ヶ所あったんだけど、あれってリアルだなあと思った。ああいうの書けるのって宮藤さんくらいじゃないだろうか。脚本家でも作家でも作詞家でも、「みんなが思ってるけど口にしない言葉」を見つけられることが、物書きの才能だと思う。

しかし「やきゅうやろうぜ」って、無敵かつオールマイティーでジョーカーみたいな言葉だな…。最強。