君と僕の見ている風景(前半)

9月3日金曜日。国立3日目に行ってきました。泣いて笑って飛びまくって、終わったあとは飽和状態。それから2日間ずっと家に閉じこもって、たくさん眠ってたくさん夢を見て、記憶や気持ちを整理するために黙々と部屋の掃除をしたりして、今ようやくあの日のことを言葉に落とせそうな気がしてます。あいばさんがMOREでいってたね。「事前に準備したり想像するのも楽しいけど、現地に行って実際に感じることには絶対に勝てない。だからもっともっと自分の目でいろんなものを見て、身体でいろいろ感じたいな」。その全身で感じて全身で表現するあいばさんを見てて思った。言葉ってデジタルな記号だから、他の人や未来の自分に伝えるときには劣化しにくくて便利だけど、あの瞬間の楽しさとか気持ちよさには絶対にかなわない。だからこうして記録として残してはおくけれど、どうしたってあの興奮にはほど遠いもので、今のわたしはあの日観た景色を文字で再現したいという気持ちよりも、ただ願わくばあの日のすべてを肌で覚えておきたいって、そればかり思っている。無理なのわかってるけど。



わたしにとって初めての国立コン、二度目の国立競技場*1は、終始すっごい気持ちいい風が吹いてくる席だった。席を見つけて振り返ったとき、7万人の頭上をわたる風にぶわーって吹かれて、それだけですごい感動して大興奮してしまった。わたしはあいばさんのおかげでずいぶん外が好きになったんだけど、こんなに気持ちのいい夏の夕暮れに、しかも大好きな友達のとなりであらしを見れるなんて!野外最高!国立最高!って。そんな感じであまりにも落ち着かなくて「ちょっと遊びにいこうよ!」とかいって外周をまわったりとか、なんかもうずっとそわそわしてたら、心の準備できてないうちにいきなり始まって。わーわーあいばの瞳のなかに広がるお花畑…!って思ってるあいだになんかいきなり滝が!!!

…そっからしばらく記憶がとんでます。ムービンオンで始まって「やだかっこいい!!」ってさわいだのは覚えてるけど、いまセトリ見てもほとんど記憶がないという。Everythingなんてわたしにとっては国立の曲なのに(去年の秋ここで赤から青に変わる瞬間を見たから)、まったく思い出せないし…。なんだっけ、ボイル・シャルルの法則だっけ、圧力と温度があがりすぎちゃうと気体になって出ていっちゃうんだよね。あの日の記憶がいま刻一刻と蒸発してる気がして愕然としてます。閉じ込めたいのにさわれないから捕まえられない。はああ。

あ、ちょっと戻りますが、たしかAttack it!であいさつ。MNAOSの順で、いつもの感じなんだけど、あいばがなに言ってんのかわからなくてとなりの人と顔合わせてキョトンw(あとで拾ってくれたしょうちゃんに感謝超)

その次、あまりの衝撃に夢の世界から目が覚めたのが、1992以下略。てかもうさ、タイトル「1992(かずなり9さい)」でよくない?写真の裏のおかあさんの字的な。なにあのかわいらしいおゆうぎ!!最初見た瞬間、頭かかえたよ。ディズニーとサンリオとチャップリンを混ぜたみたいなキュートな衣装で、中の人にのみや!っていうのがもう、もう…。最後の「それは(あーいらーぶゆー)」のハートも含めて、ちょっとフレンドシップっぽかったのがまたイラッとして、でもそれがわたしの求めていたアイドルにのみや以上にアイドルだったので、最終的に大絶賛でにのみやにわたし完全白旗。

そっからハダシとかアデイとかわたしのすきな2002-2003ソングが続いてのサマースプラッシュ!!いや正直早くない!?って思ったけど、まだ日が落ちる前にやりたかったのかなって気がする。サマースプラッシュは完璧夏の日差しの歌だからね。てか噴水ってあんなに高く上がるんだ!風にのってしぶきが舞ってきてちょうテンションあがった。サマースプラーッシュ!ってやるしょうちゃんがちょう楽しそうでまねっこ。あとあいばのおくちが「きざみだしたあいのびょうしん」って歌ったところですごいわらった。歌い分け、どういう風に決めてるのか知らないけど、あいばが絶対言わなさそうな言葉を歌詞で言わせるプレイを楽しんでるのはだれですか。

その次がさとしの静かな夜に。この1曲で一気に空が暗くなって、さとしのきれいさにぼーっと見とれてた。でもモニターでは上半身しか拾ってくれなかったから、全身を見たかったなあ。

むかえに行くよからseason、Heroの流れはすごい綺麗だった。今回の構成は、ときどき曲のつなげ方が素晴らしいって思うところがいくつかあった。ここはそのひとつ目。むかえに行くよ、聴くと絶対泣きそうになっちゃうんだよね。

そうして一度甘酸っぱい感じに落としたところに、きたーーーーしょうちゃんの「Can you feel like this?」!!脱いでる!背中!くちびる!舌!きゃあああ(顔を覆いつつ指の間からガン見)これを撮影してるしょうちゃんを想像するとごめん笑うしかない!!そっから「Get dooooooown!」で出てきたしょうちゃん、まさかのナポレオン!(っぽく見えた、ちがったらごめんなさい)帽子はガンちゃんみたいで、完全戦闘態勢。やだ、かあっこいい…けど、ちょっとダンスが硬いw しかしその先にもう一段階あって、メインステからセンターに歩き出したときに帽子をガッ!って投げ捨てたあとのしょうさん、髪が乱れて、もう、もう、ちょうおとこまえだった!!どうしよう、最初に出会ったあらしが今日だったらわたししょうちゃんに惚れてた!ってなったところで、バターンって後ろに果てるしょうさん…。完全に心奪われました。ありがとう。(ちなみに「最初にこれ見てたららわたししょうちゃんに惚れてた」は、去年のアニバコンを始めとしてしょっちゅうあってもう何度目っていう)

そんなてぃーえーびーおーおーからつながるれみだん!わたしの前半のクライマックス!例によって覚えてないけどw!わたしのなかでこの曲はさくらばの曲なんだけど(あいばのファルセットにぞくぞくするのと、しょうちゃんの全曲解説の「妄想ソング」っていう言葉がインパクト強かったから)、じゅんくんが「妄想先走ってフェードアウト」って歌うの聴いて、なんかしらないけどめっちゃたぎった。

おーいえー!は、前奏がちょっとふしぎな感じで、すぐにおーいえー!って気づかなかった。でもやってくれるのがうれしい。けど、わたしのおーいえーはTimeコンのDVDで完成されすぎてるんだな…ってあらためて思った。「まーけーるいーくさはしないよ」であいばを抜かないカメラなんていらない!!(この種のストレスは何度かあった。ちょう勝手な不満w)ラキメンはとにかく楽しい、これこそ楽しい以外、あとに何にも残らない気持ちいい曲。あ、でも、ふだん歌詞見て聴いてないから、こんな歌詞だったんだあってコンの最中に感心したりして。いやーさくらっぷはほとんど新鮮だったw 「満タンcarなんだ。」っていってたんですね。


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ここまでで半分。後半はまたあとで。しかし冒頭は冷静に書きはじめたのに、書いてるうちにテンションあがってきたパターンですね。この文章温度の変動の激しさ。。。