やったーやったーやったーまーん

わたし子どもができたらこれ見せる!
そして「親と一緒に見るのちょっとはずかしい」っていう、誰もが一度は通るあのはじらいの第一歩にさせる!

ヤッターマン “てんこ盛りDVD”

ヤッターマン “てんこ盛りDVD”

いやー想像以上におもしろかった。爆笑じゃなく、終始大苦笑。ああいう映画は他にないよね。ストーリーは深みがまったくないのに、演出と美術のクオリティがものすごい高い、あのアンバランスさ。なんていうのかな、紙みたいに薄いけどこれ実は超高画質液晶ディスプレイ!みたいな、技術とか熱意とかがぎゅっと詰まった薄っぺらさがある。

太もも…見たよ/// 話には聞いてたけど、まさか内ももだと思わなくて「うあ」って低い声出ちゃった。すごいなあの画。少女の白い内ももに吸いつくくちびる…っていま文字にしてみたらやらしさ倍増した。なんかごめん。そういや最近どこかのランキングで(オリコンだったかな)「くちびる美男子」の3位がさくらいだったね。1位がじゅんくん。うん、じゅんくんのくちびるの美しさはルーブル級だもの。ほんとシリコン入れて固めて後世に残したいくちびる。だけどさくらいのはなんか有機物って感じがする。みずみずしくて。
…てかさ、そのくちびるで、キスシーンがあるとか聞いてないんですけど!!びっくりした!さくらいのチュウは毎回そうなんだ、予告なしに来るからまじどびっくり。なにこれガンちゃんサービスしすぎじゃない?キスのあとに、ドロンジョ様のりんご飴みたいなルージュのリップラインが若干にじんだのを見て、大喜びするわたし。いやあ、これは大きいスクリーンで見たかったね。常々思ってるんだけど、想像するにさっくんのエロスは口唇執着系だと思う。幼児的性衝動を留めているというか。

でもドロンジョ様が深田恭子でほんと良かったよね。むちむちしてていいカラダで、おきゃんな声で、口調は女王様で。わたしふかきょんとか釈ちゃんとか、セクシーなのにどっか抜けてる女の子がすごい好きなんです。オードリー・ヘプバーンマリリン・モンローだったら、断然マリリン派。美空ひばり江利チエミ雪村いづみだったら、断然雪村いづみ。例えが昭和ですみません。でもなんていうの、あのデコルテの質感がドロンジョ様はいいよね。ボヤッキーじゃなくてもつい見ちゃうよ。あと初めての恋に揺れ動く乙女な表情とかすごいいい。ヤッターマンが成功したから怪物くんの企画が立った、っていう話があるけど、ドロンジョ様は怪物くんでいうとデモリーナじゃなくて怪物くんだよね。で、ガンちゃんアイちゃんはヒロシとウタコちゃん。ヤッターマン、特になにもしてないからね(ところでけん玉…やまこーが得意なんだよなあ…)

「やったーまん観てないの!?観て!すぐに観て!」って前のめりで教育的指導をしてくれたさく担の友達、ありがとうございました。いやほんと、早く観ればよかった。次はキャッツかな(それも未見)。

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小さい頃から、流行ってるものとか人に勧められたものに対して「他にそれを好きな人がいるんなら、別にわたしが見なくてもいいや」って考えるひねくれた子だったので、今になって同世代の子と文化を共有していないことに気づいたりしてます。大人になるとそういうのって、教養というか、知っといたほうが会話に困らないんだよね。わたしのその「思春期までに摂取してこなかったコンプレックス」の上位3つが、マリオ、エヴァンゲリヲンジブリ。次点が藤子不二雄(AとFがあるのは知ってる。違いはわからない)。なので今からエヴァンゲリヲン見ます。アニメ自体見ないから、ビデオ屋さんの棚の並び方すらよくわからなかったぜ…。